えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

虹のコンキスタドール

虹のコンキスタドール」…略して「虹コン」とは、イラスト投稿型SNS「pixiv」が立ち上げたという異色のアイドルであり、イラストレーターや声優など未来のクリエイターを目指す少女達のアイドル活動を支援する「つくドル!プロジェクト」から生まれたグル―プです。ま、「つくドル」の詳しいコンセプトは公式サイトを見てもらうとして、要はpixiv役員にして古参モーヲタでもある友人より招待頂いて初の現場参戦となったわけですな。新宿BLAZEはキャパ800人のスタンディングの会場。私は招待なのでお客さんよりも後方で見ていたので細かい部分を語る事はできませんので、初見のグループ全体の印象などを。


まず思ったのは既に「虹コン」としての色がちゃんと出てるなという事。正直最初にデビュー曲の布陣が、
楽曲提供・ヒャダイン
振付・竹中夏海
衣装デザイン・岸田メル
クリエイティブディレクター・もふくちゃん
スペシャルアドバイザー・水島精二
と聞いた時点で「すごく豪華!」と思った一方で、オリジナリティのない「ぼくのかんがえた最強超人」的なものになってしまうんじゃないかとも危惧したんです。これはファンが送り手側に回った時によくある事で、同じように元ハロヲタがプロデューサーを務める某メジャーアイドルグループさんも、「どの要素も高次元でまとまってるけど、代替不可能なオリジナルの要素がない」という状態で伸び悩んでいたりします。だけど虹コンは対外的に一言で言えるわかりやすいコンセプトはないものの、「つくドル!」の主旨からしてメンバーの方向性もある程度統一されてますし、それに対して齟齬がないよう、衣装や楽曲も統一されている印象を受けました。そして全体的にバランス感覚に優れ品がある。それは「ちゃんと音楽と向かい合う」というプロジェクトの姿勢から生まれているものなのでしょう。だから遊びの要素が入った曲でも色モノになり過ぎない。ふざけてても「悪ふざけ」にはしないというね。


先程「メンバーの方向性」と書きましたが、要は「クラスでは地味な子」というラインですね。AKBのようにクラスの派手めのグループとつるんでいるイメージでもなく、かと言って年齢的にでんぱ組ほどオタクをこじらせてもいない。ミドルティーン中心で全員黒髪。キャラ的に水着は合わなそうですが、だとしたらグラビア方面が苦手分野になるかも?



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