えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

紅白歌合戦

今年の紅白に関しては出演者陣を見た時点で『SAO』の特番を優先する気だったんですけど、予定外に実家に帰省することになったので親と一緒に見ておりました。


綾瀬はるか
そんな感じでさしてのり気でもなかったのですが、そんな私の心をガッチリ掴んだのが紅組の司会を務める綾瀬はるかその人でした。大河ドラマ主演女優ってことで抜擢されてるんですけど、もうキョドるは、噛むは、泣くはでドジっ娘過ぎるでしょ。しかもそんな綾瀬はるかを囲んで嵐がいるんですよ。5人のイケメンが彼女をツン気味に煽ってみたり、なんとかフォローしようとしたり、もう少女漫画の世界そのものでしょ。「リアル『花より男子』じゃん!」と思いながらワクワク見てしまいました。しかもそれだけドジを披露しておきながらきゃりーぱみゅぱみゅの紹介だけは噛まないって言うね…。肩透かしをくらって「そこ噛まへんのかい!」とツッコんだ視聴者も多かったことでしょう。ともかく綾瀬さんは意外な切り口で例年にはない楽しみ方を提供してくれていました。


あまちゃん
そしてやはり感慨深かったのは昨年度の朝の連続ドラマ『あまちゃん』の特設コーナー。本編を見ていない人は完全に置いてけぼりの勢いでキャスト陣が総出演。ドラマ世界を紅白の枠の中に出現させていました。そしてそこからドラマ内での女性歌手陣が次々とステージで熱唱。潮騒のメモリーズ→天野春子→鈴鹿ひろ美というメドレーを披露します。ユイちゃんがついに東京に! というのもポイントですが、やはり注目は春子さんと鈴鹿さん。芸能界の光と影を担っていた2人のドラマが確執を乗り越えてついに一つに結実する瞬間だったわけです。ドラマの中の仮想時間とは言え20年近い歳月を経たそのドラマ性の前には、他の出演者陣が個々に背負っていた背景は霞んでしまっていました。ユイちゃんが東京に出て来たのも、これが特番だったり劇場版だったりしたら私には拒絶反応が出ていたかもしれません。しかし紅白という祝祭空間の突破力がそれを力技で受け入れさせてくれました。しかしホント、『あまちゃん』見てなかった人には完全に意味不明なコーナーでしたね(汗)。まぁ、その思い切りが良かったのかもしれませんね。



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