えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

イケてない女子高生に花束を、 あるいはロリコンは見ていた

さっき今日発売された文庫本を近所の書店で購入して、同じビル内のファミレスで読んでいたんですよ。そしたら通路を挟んだ斜め向かいのテーブルで4人の女子高生がダベっておりまして。で、その女子高生たちがそろいもそろって眼鏡に黒髪に野暮ったい長さのスカートでイケてなかったんですね。


でも多くの少女達が垢抜けていく過程を見守ってきたロリ…紳士たるにはわかったのです。少なくともそのうち2人は大学生になって化粧を覚えて身なりを気にするようになったら、すぐにビックリするくらい綺麗になるんだろうなって。多分、今彼女たちが「イケてる」と思い込んでいるクラスの女子集団−−多くはただ派手好きで人より早く化粧を覚えたってだけの子たち−−よりもずっと綺麗に。


でも4人で屈託なく楽しそうに話してる姿はそんなの関係なくおっさんたる私には十分に眩しいものでした。そして思ったのです。彼女達自身もいつか、「あの時間もかけがえのないものだったな」と思い返す時が来ればいいなと。「“イケてない女子高生”だった時代も楽しかったな」と。もしかしたら進学したり就職したりすればあの4人は女子としては別々の階層に属することになるかもしれない。イケてる組とイケてない組に分かれたりするのかもしれない。でもそういう時期を超えて、将来的にはまた集まって馬鹿話で笑い合える関係に落ち着いたらいいのになと、おっさんはささやかに願うのでした。