えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ハロプロ楽曲大賞2013


■楽曲部門
1位:ロマンスの途中(JUICE=JUICE)
大抵のアイドル楽曲って「笑顔で歌う可愛い曲」か「真顔で歌うカッコイイ(シリアスな)曲」かだと思うんですけど、この曲はそのどちらでもなく、私が一番の好みであるところの「笑顔で歌うカッコイイ曲」なんですよね。もうその時点で大勝利確定。加えてつんく♂鈴木俊介という絶対の安心感があるファンクコンビ + キャッチーで派手な展開 + どこまでも瑞々しいメンバーの歌声と、ここまで揃えばデビュー1年目のキラーチューンとしてもう負ける要素が見つかりません。すごい! ヤバい! 英語部分と空耳になる歌詞とか、さゆべぇの「のな〜い」とかフックも盛り沢山。
愛してるわと言え! ハッキリ口に出さなきゃすごい! やばい!


2位:雨夜の月(田粼あさひ)
ストリングスとピアノがこれでもかと大仰に盛り上げてくれます。過剰にエモーショナルな展開は普通ならそれで陳腐になりそうなもんだけれど、歌詞の古風な言葉遣いと自己陶酔の匂いを感じさせないあさひちゃんのまっすぐな歌声がそれを緩和して、胸に迫る名曲となっていると思います。
琥珀色の雪が消えぬよう 残る想いを初恋と呼べば


3位:愛の軍団(モーニング娘。
『SONGS』の時にも書いたんですけど、正体不明で不穏な始まり方をする曲はゾクゾクします。そこからテンポが速くなって一気にモーニング娘。像が脳内に立ち上がって来る瞬間がどうしようもなく好きでして。あとは間奏明けの道重さんのパートの魔王降臨感でとどめを刺されます。
使命感的な何かが生まれてきたのは事実


4位:私が言う前に抱きしめなきゃね(JUICE=JUICE)
サックスのフレーズが好き過ぎて。ハロプロにおいてここまでストレートに「クール」路線で攻めて来る曲は珍しいですよね。他には『あなたなしでは生きていけない』とか? ただデビュー曲限定だった『あななし』と違って、続くシングル群でもこの路線が継承されているのが素晴らしいと思います。
女の子の一つ 女の子の二つ


5位:ヤッタルチャンスマイレージ
私にとってグループの印象ってメンバーを入れ替えれば刷新するってわけじゃなくて、その時のグループの状況と合致したシングル曲と一緒に打ち出されることで初めて刷新されるんですよね。そういう意味で、私の中でスマイレージの印象を今の6人での姿にアジャストしてくれたのがこの曲。ちょっとおバカで、元気で、底抜けに明るくて。最大の武器の一つである田村芽実の歌唱力もがっつりフィーチャーされてますしね。
でもよく考えたらAメロこんなにガッツリ相手をdisってる歌ってなかなかないですよね。でもなんだろ、コテンパンに否定されるのがかえって清々しく、「もうここまで来たら!」と逆に前向きになれるw
後悔してる時間さえももったいないもんね



■MV部門
・Help Me!!(Dance Shot Ver.)(モーニング娘。
今の娘。の売りであるフォーメーションダンスを一番わかりやすい形で見せた映像。加えてこれまでのDance ShotがあくまでMV編集用の「素材」に過ぎなかったのに対して、こちらは背景が変化したりと多少なりともこれ単体で「作品」として見せようという工夫も感じられます。



2位は『愛の軍団』(Dance Shot Ver.)、3位には『悲しき雨降り』を選びました。純粋に作品としての完成度を考えれば『悲しき雨降り』はダントツなんですが。



■推しメン部門
道重さゆみ
アイドル文化の長い歴史が生み出した世界に誇るべき頂き。たまにモーニング娘。16年の歴史は今のさゆを生み出すためにあったんじゃないかとすら。



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