歌パート

『One･Two･Three』の時に曲に関して唯一不満だったのは歌パートが偏り過ぎだったこと。ほとんど鞘師さんと田中さんしかパートがありませんでした。それが曲を出すごとに若手メンバーにどんどんパートが増えています。ただ「売れた」というだけじゃなく、躍進と共にこうやって自分が望む方向に進化していく姿を見るのは本当に楽しいものです。

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私、お母さんから〈聖の歌は繋ぎのパートでしかない〉って言われたことがあって、それがすごく悔しかったから、いまは自分の個性というか、自分のパートを素通りさせないような歌い方を心掛けてます」

そして『bounce』にも掲載されたこのインタビュー。ステージからはっきりと伝わってきたフクちゃんのボーカルの変化が、本人のここまで自覚的な目的意識によって達成されたものなのだとわかって驚かされました。本当に最近のフクちゃんのボーカルは頼もしいですからね。

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