えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

道重リーダー

先日の『今夜もうさちゃんピース』をモニョモニョして聴いたんですが、そこで道重さんが自身がリーダーに就任して初めてのツアーだったことについて語っていました。曰く、当初は自分の不安などを見せないでおこうと思っていたとのこと。でも山口のコンサートで足が吊って何曲か参加できなかった時に、我慢できなくて悔しいという気持ちと共にMCで本音を話したと。そこで思ったことについて、
「自分の気持ちを隠そうという方が応援してくれる人に失礼だなと思って。
聞いてくれる人がいる限り、(本音を)言っていこうと思った」

と語ってくれていました。


道重さんのその考えは本当に素晴らしい。私はファンが活動を続ける上で一番不可欠な燃料って「共感材料」だと思うんですよ。売れなくて「悔しい」、売れて「嬉しい」、ステージに立てて「楽しい」、とにかくどんな状況でも相手の気持ちが伝わっていれば、ファンはその気持ちに寄り添って応援することができるんです。それらの感情を共有することができる。逆に相手が何をどう感じているのかわからないことが一番辛いんです。


飯田さんがリーダーに就任した時… かつてあれほど自分の気持ち(歌割や扱いに対する不平不満といったネガティブなことも含めて)を素直過ぎるくらい表に出していた飯田さんが、リーダーに就任したとたんに表に出さなくなったのは、彼女を好きな立場として本当に辛かったんです。


だからですね、リーダーになっても「リーダーの立場からの発言」だけでなく、ちゃんと自分の気持ちを伝えようとしてくれる道重さんは真にアイドルであり、またリーダーの理想像でもありと思うのです。また、「リーダーだけど、メンバーを盛り立てるだけじゃなくて、自分も目立ちたい」とちゃんと思ってくれているのも素晴らしい。実はそれこそが応援してくれてるファンに対して一番の義務を果たすということだと思うんですよね、「役割」の影に隠れるのではなく、アイドルとして自身の魅力的な姿を見せるということが。


こういった姿勢を目にするに、本当に道重さんはファンのことを考えてくれているのだと実感します。単純に「ファンの皆様が大好きです」という気持ちだけではなく、一番の「お客」であることもちゃんと意識して、なおかつ自分のことを大好きな人達であることも意識して、どうすれば喜んでもらえるか、何を求められているのか、そういうことを考えながらファンに向き合ってくれていると感じます。愛情に対し真摯であり、そして慈愛に溢れるその姿勢からは母性すら感じます。その母性はファンもメンバーも包み込んでおり、それこそが今のモーニング娘。の幸福の源泉であると思うのです。