えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

生田の願いがすべて叶うことを祈る会

生田はよく「歌がうまくなりたい!」とか「ダンスがうまくなりたい!」などと願いをblogで書いている。キャッチフレーズとして使ってる「世界一のアイドルを目指してる」もその類だろう。


口に出した「願い」には努力の義務がついてくる。人間歳をとってくると何度か挫折も味わって、願いが叶わないことに疲れたり慣れたりしてしまう。だからその義務への言質を取られることに臆病になったり、叶わなかった時の保険を考えたりして自分の願いを素直に口にできなっていく。そんな風にスレた大人になってしまった身からすると、生田のあのまっすぐ願いを口にする姿が堪らなく眩しい。あれが、あれこそが若さだ。


最近は子供でも妙に賢くなって小学生でも「将来の夢は正社員」だなんて堅実なことを普通に言いそうだ。そう考えたら、あの年齢で願ったことを野放図に口にする生田はちょっとおバカなのかもしれない。だけどきっと世の中にゃ馬鹿にしか叶えらないことがあるんだと思う。そして馬鹿だからこそ走り切ることができる道ってもんが。


最初は沿道のギャラリーから馬鹿にされて笑われるかもしれない。だけどギャラリー以上に走ってる本人が楽しそうに馬鹿笑いしてるもんだから、見てるといつの間にか「もうしょうがねぇなぁ」って気分でつられて笑ってしまう。そんな風に、笑いながら、笑われながら、愛されながら、夢を叶え続けてこの道を走り抜けて欲しい。


それがきっと叶うと信じられるこの一瞬は、『IWISH』が見せてくれた光と同じくとても愛おしいから。