えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

違い

あとは実際面での差異についてちょっと。ここで書いてることはももクロファンにとってはももクロライブの長所であって、決して欠点だと思っているわけではありません。


●フルコーラス
ももクロのライブでは基本的に各演目はフルコーラス歌われます。音楽的にはそっちが当たり前なのはわかっていますが、実は私は曲に「格」の差を設けるためにも、またコンサートのテンポという点でもすべての楽曲がフルでない方が好みなんです。もちろん好きな曲がショートになってて残念に思うこともあるのでそこは一長一短ですが。


●長い! 
極楽門は3時間弱はあったかな。前述のフルコーラスだからってのもありますけど、この時の持ち歌数だと人気曲をギリギリ全部詰め込めちゃうんですよね。特別な1回だからこそ、あれも外せないこれも外せないと入れた結果「全部盛り」になっちゃってる。もちろん長い時間、多くの曲を歌ってくれるのは客としてはお得なことです。ただ私には長すぎるように思いました。もうそんな長時間ジャンプできないので…。また人気曲を全部入れてる結果、「セットリスト内での機能」が被る曲が幾つもあったように見受けられます(『走れ』、『コノウタ』、『ツヨクツヨク』とか、どれか一つでいいでしょ…)


その点、モーニング娘。はもう人気曲を全部入れるなんてことはなから無理ですからね。日常的に開催するためにも、1日2回公演のためにも、適度な時間に収めることは必須。結果として私の体にはちょうどいいかなと。


●構成への慣れとメリハリ
ももクロは一冊きりのMOOK本なんですよね。豪華なんだけど、1回1回が特別だからどういうテンポで臨んでいいのかわからない。一方でモーニング娘。は読み慣れた週刊誌を読むよう。例えるなら『ファミ通』。エポック記事があって、特集記事があって、マンガや投稿コーナーみたいなモノクロの箸休め的なページがあって、新作情報があって…という風に本全体の構成がわかっている分、メリハリをもって読むことができる。そして今のモー娘コンサートの全員演目→メンバー分割曲→日替わり曲→後半盛り上げパート→アンコールというのは長年の試行錯誤を経て最適化された構成だと思うのです。メリハリがあってテンポも良いですしね。



.