えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

嫌悪

先日は好きな楽曲タイトルについて書きました。複数種の文字の組み合わせで、非日常感があるものと。で、その逆はって考えてみると単種の文字で日常的な言葉………『みかん』じゃんorz 


いやぁ『みかん』はないわー。割と好きな曲だけに腹立たしいわー。つんく♂は「逆にそこを狙ってんねん」とかしたり顔で言いそうだけど、黙れと殴りたいわー。「逆に」とかいらんねん。そんなもん今のハロプロがやっても失笑されるだけやねん。いや、っていうかこんなのAKBがやってもダメでしょ。AKBの次のシングルが『こたつ』とか『おでん』とか『たんす』とかがさすがに売れないでしょ。世間に背を向けられるでしょ。


そんなこんなでシングル曲のタイトルじゃ大外しはしないAKB48さんですけど、歌詞だとタマに引っかかることもありますよね。しかも、こう…狙ったんじゃなくて、透けて見える感じの。今回の『上からマリコ』だと


「年上の君なのに いつだって僕にはティーンエイジャー」


という歌詞がね、なんか気持ち悪いです。だってさ、「ティーンエイジャー」であることは別に無条件に価値があることってわけじゃないでしょう。ってか普通は10代よりも20代の方が魅力的でしょう。これ20代の女性に「10代みたい」って単純に失礼でしょ。20代としての魅力を認めてないってことなんだから。30代の女性に対してだって「僕にとっては貴女は20代ですよ」なんて言ったら、馬鹿にしてんのかって話ですよ。


少なくともあの大勢のメンバーの中で篠田麻里子が好きなんだってファンは、彼女の「お姉さん」的な魅力に惹かれているわけでしょう。年上なのに好きなんじゃなくて、年上だから好きなんだよ。そういう嗜好を否定してますよね。篠田麻里子センターの曲で篠田麻里子ファンを否定してどうすんすか。そもそも前田敦子とか大島優子とか、てめぇんとこの人気メンバーが軒並み20代に突入せんとしてるのに、十代礼賛してどうすんだって話ですよ。『絶滅黒髪少女』とかもそうでしたけど、秋元康の歌詞ってたまに彼の歪んだ女性観が透けて見えて不愉快になります。つんく♂は作詞家としては最近は冴えがなくなりましたが、少なくともこういったことはないという安心感はあります。


初期の…『スカート、ひらり』とか、あれのブルセラ臭のせいでAKBのブレイクは1年は遅れたんじゃないかって気すらします。少なくとも私の中ではそうです。ブレイク以降、シングル曲では随分こういった秋元臭は脱臭されてはいますけど、やっぱ今回みたいなこともあるんで安心感はありませんね。