えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ハロコン(少しネタバレあり)

中野サンプラザで行われていた『Hello!Project2011 SUMMER〜ニッポンの未来はYEAH YEAHライブ〜』を見て来ました。今回は「YEAH YEAHライブ」と「WOW WOWライブ」の2種類のセットリストがあったらしいのですが、そのことを知らずにチケットを入手しために、「YEAH YEAHライブ」ばかり3公演も見ることになりましたw 久しぶりに見ると、「おお! 芸能人だ!」という感慨が強いですね。なんだろう。「可愛い」ということに新鮮な感動があります。


実は昨日見た時点ではコンサートとしてはいまいちだと思っていたんですよ。なんというか、間に企画演目を挟みつつモベキマスを順番に提供するというのが、「流れ」がなくてただ順番に次の皿を用意されているように感じたんですね。グループの均質化も影響しているのでしょう。もはやモーニング娘。も以前ほど絶対的なポジションではないですし、平家さんや前田ゆきどん演目ほどの異質な時間もない。考えてみれば私がハロコンを見るのはエルダー卒業以来ですから、そりゃその頃に比べたら均質には思えます。


ただそれは演者側だけの要因ではなくて、私が最近のハロプロの動向に疎く各グループの認識があやふやになっているせいでもあるのでしょう。その証拠に土曜日に1回見て流れや曲を理解した上で見た日曜公演の方が全体の流れが掴めて楽しめました。


久しぶりにハロコンを見たはずなのに、OPが『LOVEマシーン』でトリが『ラブピ』と『ALL FOR〜』という何年も昔から変わり映えのしない組み立てだというのはいかがなものかと思いました。私のような久しぶり組は「これがハロプロの現在だ!」という打ち出しをこそ見たかったのですが。あの『負けるなわっしょい!』がハロプロの現在だと言われても微妙だし…。



初聴の新曲では『My Days for You』が一番の好印象。これまでも80年代テイストの曲が多かった真野さんですけど、どっちかと言えば「地味だけど良曲」という楽曲が多かったように記憶してますが、今回の新曲は実際に80年代にシングル曲としてリリースされててもそこそこヒットしてそうなキャッチーさ。ハロプロ曲にしては珍しくブリッジもあるし。だけどあまりに正統派アイドル王道ラインなので、初聴なのにハンパない懐メロ感w。


モーニング娘。の新曲は曲のジャンルとしては好きな部類。衣装もゴージャスでフリも楽しい。生で見るのはすっごく楽しかったけど、CDで音だけで聴いたらBメロとサビの断絶感は気になってしまうかも。ありゃもう転調って言うレベルじゃないから(^^;)。あとは「未来は渡さない」みたいな対象が不明瞭な歌詞が唐突に出て来るのは、作詞仕事としてはやっぱり精度が低いと言わざるを得ない。


MCというか、ファンやスタッフにアンケートをとった「〜そうな人ベスト3」みたいなトークコーナーがあったんですけど、それぞれメンバーが自分のキャラクター性をちゃんとアピールし、かつ面白いトークができていて、これはもう私が馴染んだハロコンとは隔世の感があります。トークは今の方が断然面白い! その中でもやはりキャラ性がハッキリしている嗣永さんは大活躍でしたね。そのウザカワブリッコキャラのやり切り具合で「桃子の後はいや〜」と道重さんもタジタジになってました。しかも嗣永さんは自分のアピールだけじゃなくて、トークの中に熊井さんや徳永さんと言った他のメンバーの話題も巧みに盛り込んでいるのが仕事としてもポイント高いですよね。


Berryz工房の演目の時に、熊井ちゃんのソロパートになると雛段の福田花音さんが思いっきり推しジャンプを始めるのはいかがなものかw



岡井ちゃんの髪型がファティマ・エスタブリッシュみたいになってた。足はふとましかったけど。


須藤さんが高橋ヒロシのマンガに出て来るケンカが強い人みたいなガタイになってた。後半に蚕のコスプレしてた。