えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

娘。コン

本日は中野サンプラザで行われた「モーニング娘。コンサートツアー2011春 新創世記ファンタジーDX 9期メンを迎えて」に昼夜参戦して参りました。すごい楽しかったです。


鞘師里保(ラストオーダー)
9期メンで目につくのはまずは鞘師さん。本当にすごいですね。あんなにハッキリ「エースの器」だとわかる子は初めて見ました。整ってるけど、まとまってない。完成度は高いのに、まっすぐな伸び代を感じさせる。クセがない高いポテンシャルの上に、これからどんなものでも乗っけていけそうです。恋愛経験を経た情感でも、パフォーマーとしての矜持でも、負けん気でも、グループ愛でも。ルックスもそうですよね。現状ですごく整った美少女だけど、いろんな方向性の化粧で、どっち方向にも伸びそう。鈴木さんとかファニーな感じなんである程度方向性が絞られるでしょう。


鞘師、ガキさん、高橋で踊る楽曲があったんだけど、やっぱこの二人に見劣りせずに踊れるのは9期では鞘師さんだけって気がします。同一フレームの中に鞘師と高橋が入ってるのを見て、高橋が在籍している間に鞘師が入って来て良かったなって思いましたね。情感表現・パフォーマンススキルの面で素直に目標とできるサクセスモデルが身近にあるのは実に良いことです。ガキさんガキさんで、自身の魂の源泉に直結したモチベーションの高さは素晴らしい。鞘師さんがこれから「乗っけて」いくもののいろんな見本が同じメンバーの中に見られます。


鈴木香音
バラエティでは無類の強さを発揮する鈴木さんですが、今日観た限りでは意外と表情に乏しいという印象。笑顔はいいんだけど、それ以外がね。こう、整数しかなくて、その間が細分化されてない。シリアスな曲だと割と一様な「まじめな顔」って感じ。まぁ、これは年齢的に仕方がないですよね。これからいろんな感情を経験して表情表現の引き出しを増やしていくのでしょう。あとは後半だと疲れて来て得意の笑顔もちょっとパワーダウン。いやそれでも加入して半年も経ってないことを考えたらすごいんですよ。それにこれは成長して体ができれば、それにつれてスタミナが身につくことでしょう。



生田衣梨奈
生田さんは既に現状で「加入1年半の頃の亀井」ぐらいのアホアホ感が出せているのがすごい。それを先輩メンバーも可愛がっている感じ。パフォーマンス中でもたまにそこだけ違う時間が流れているような異空間を感じさせる。これが良い方向に育てば。


譜久村聖
譜久村さんはねぇ、すごい具体的。何が具体的って、私の妄想が具体的。素晴らしい。いやホントにねぇ。私はあんまり普段アイドルさんを性的な視線で見ることはないんですけど、譜久村さんはねぇ。それでいて精神的には4人の中で一番幼いかもしれんと思わせるそのギャップも魅力的。年齢もキャリアも上なのにね。


なんか特に肩とか手首の先からの動きがね。例えば肩越しに見つめる「挑発的」なフリだとしても、肩をこう上げて、頭の角度がこうで、って体の動きでしか理解してないような感じ。どこか幼さが残る。まだそのへんは鞘師さんの方がフリにどういう意味があってそれを表現するかって段階までスクール時代にみっちり仕込まれている感じがするんです。でも先に書いたように、その譜久村さんの幼さこそが可愛らしい。



とにかく「今」が詰まってる感じがしました。多分、伝統芸能としてはドリームモーニング娘。も素晴らしいんだろうけど、この「今」という瞬間とコミットしてる躍動感は現役娘。ならではだと思います。楽しかった! なんせ今、ファンクラブに再び加入するか真剣に検討中なくらいなのです…。