読了
『深海のyrr』 (フランク・シェッツィング:早川書房)
震災前に図書館で借りてたんだけど、劇中に大津波とか出て来るので、ちょっとタイミング悪かったですね…。
劇中で地球規模の災害に対して世界の科学者が集結するわけだけど、前半の各科学者のエピソードが長い。集結してからでいいよ! 上・中・下で1600ページぐらいあるんだけど、これ前半900ページはいらないよ! 出会った時の互いのリアクションを印象的に書いた方が切り口鮮やかにキャラクター性が伝わるよ! これがベストセラーてやっぱドイツ人はマゾなんかな…。
でもまぁ今やハリウッド映画や特撮映画の組み立てとは違うところから発生した小説としての災害もののという点では珍しい読み口だったとは言えるかな。まぁ、特撮脳の私は『海の底』の方が1/4の時間で倍面白かったけど。
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』 (入間人間:電撃文庫)
最近映画にもなったので。
自意識をいかにプロデュースするか。これは良い厨2。