えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

この1年で知ったアイドル:ももいろクローバー

それまでもピスさんのサイトやオタ知人の日記などからその存在は聞き及んでいたのですが、私が初めて彼女たちをちゃんと認識したのは、5月31日の『MUSIC JAPAN』における行くぜっ!怪盗少女の披露となります。


琴線に触れたのは、音とフリが合っているという単純至極なステージの快楽があったというのが一点。アイドル楽曲としてのベタでドロ臭い部分(歌詞にメンバーの名前が入っているとか、面白いフリ付けとか)とパフォーマンスとしての洗練のバランスが非常に自分好みであったことが一点。アイドルヲタとしての経験知から、それが濃厚な時間の積み重ねが結実した一瞬なのだろうと想像できたことがもう一点でありました。


その後に本町さんから複数購入で余らしていたのであろう『怪盗少女』のCDをいただく。カップリングの『走れ』も大好きになりました。名曲だと思いますです。



そして7月19日には、早くも初めての現場を体験。 『フェスももinう・み・の・ひ〜♪』という、ほぼソロコンサートと言って差し支えないボリュームのイベントでありました。初めて認識して1ケ月も経たないうちの自主参戦は、それだけ「今、この瞬間を見ておきたい」という嗅覚が働いたということでしょう。退場の際に握手もしたはずですが特に印象はなく。あいからわず握手淡泊ですいません。


7月29日にCD1枚を購入して参加できる渋谷HMVでのインストアイベント。8月30日には『アイドルサマーフェスティバル』。10月25日には『MUSIC JAPAN』の観覧。11月7日は石丸電気でのインストアイベント。と、こういう経歴ですね。ちなみに25日だかのソロコンにも参加します。このソロコンを含め、最初の2現場以外はみな熱心なオタである仕事の同僚が誘ってくれたもの。受動的な私にとってこの「誰かが誘ってくれて、チケットを取ってくれている」というのは、興味を持続させるこの上もなく重要なファクターなのでした。なんせものぐさなもので…。



■現在
現在では毎週土曜深夜に放送している『アイドルちん』でももクロ分を摂取しております。『アイドルちん』は有吉弘行がMCを務めるアイドル番組で、この番組内では「ももクロをお姫さま扱いしてもてはやし、年輩のグラビアアイドルをいじって落とす」というのが割と定型になってますね。メンバーのblogはしばらく見てたんですが、飽きて見なくなっちゃいました。まぁ、普通のアイドルblogですわな。



■識別性
私にとって、ももクロが何よりも突出していたのは、「識別性の高さ」でした。最初に目にした時からメンバーごとにコスチュームが色分けされており、しかもそれが戦隊ものの定石に沿っていたので、表層的なキャラクターを把握するのは非常に楽チン。


百田夏菜子 →レッド → 主人公キャラ
早見あかり →ブルー → クール・二枚目
佐々木彩夏 →ピンク → 女子力!
有安杏果 →グリーン → 一クセある脇役


ここまでは戦隊ものの定石通り。残りの


玉井詩織 → イエロー → ロリ
高城れに → パープル → イロモノ


にしてもキャラクターが明確ですし、ルックスとキャラ(グループ内でのポジション)が合致しているのでスムーズに覚えられました。名前に関してもあの自己紹介MCを毎回聞かされればさすがに覚えます。



私の中でももクロの比較対象はキャナ〜リ倶楽部なんですけど、そう考えるとやっぱりキャナは私には人数が多過ぎた。結局最後まで顔と名前を覚えられなかった子が数人いたからなぁ。当然ながら「人数」ってのは興味を持ってからの「知っていく楽しみ」の伸び代ではありますが、一見さんにとってはとっつきにくくさせる壁でもありますからな。
(そう考えるとAKB48の48人て改めて思い切った方策ではありましたね。直近で美少女クラブ31とかが失敗してるならなおさら)


ちなみに楽曲的には、私の知ってる範囲では実はキャナの方が好きだったりします。ただキャナの場合は、私が知ってから何人かメンバーが抜けてしまったために、急速に興味を失ってしまいました。アイドルに「束の間の青春エバーグリーン感」みたいなものを求めたい私にとって、卒業だの増員だのは結構なダメージなのです。ももクロも実は結構構成メンバーの変遷はあったそうなんですが、今のところ私が知った形から当分は変動はなさそうなので助かっています。



ももクロに関しては来年以降も誘われる限りは継続的に見て行くと思います。ちょこちょこ現場に行ってるんですけど、実は見やすい良席で見たことってないんですよね。もしかしたらそれを経験したらもう一段ハマれるのかもしれません。そういう意味では来週の日本青年館次第なのかも?