えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ゆるフワ

深夜にTVを見ているとガールズトーク番組がありまして、女性誌の読者モデルさんがたくさん出ていたのですが、そのモデルさんたちはそろいもそろって、以前に見た西野カナみたいなゆるフワモテカワ愛され系メイクだったのです。流行ってるんですねー。でも5・6人の女性がみんなゆるフワってなんかすごく異様な光景でしたな…。


なんとなく男から見て隙を感じさせてくれるゆる系メイク。ある一定の方向にガシッとキメ切ったメイクだと、「私はこういう人間です!」って明確に自己主張することになる。まずその時点でその方向性に合わない異性から見たら壁に感じるし、何より自己を既に確立させてる感じ…自己完結してる感じが、男の介在を拒んでいるように思えて気押されるもの。「俺、いらなくね?」みたいな。そういうのがなくてウェルカムな感じが、確かにある。


でもこうまで「ゆるさ」や「隙」が技巧として完成されると、逆にそれを身につけていないキメ過ぎちゃってる子の方が、対恋愛姿勢においては「隙」があるということになるのでは? 裏の裏が表みたいな話になってきましたが。


いや、実際ね、このご時世になんかビシッとキメてる人の不器用さを思うと、なんか愛しい気持ちになりませんか? 男なんかに関係なく、まずこうでありたいと思う自分を持ってるってことがカッコイイとも思うし、そういう人こそ好きです。


先日の番組の、明確に自己を打ち出すことを避けた「ゆるフワ」5人組とか見てたら、本当に正体が掴めない集団という感じで、率直に「怖い」と思ってしまったもの…。