えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

カナ姉さん、パねぇッス

先日の『MUSIC JAPAN』の観覧で西野カナを見た時に、
「モテかわ!」「愛されメイク!」
という言葉が頭にビーン!と浮かんだ。


とてもクオリティが高い。何かの。
化粧をしない身ではその「何か」を特定はできないんだけど。



多分、素の顔はそんなビックリするほど整った造形では、ない。
そこから、主線を整え、 だけど整え過ぎず--
女子力を上げつつ、<完成>はさせない。


カッチリ整え過ぎると女性としてのクオリティが
男にとってのある種の壁として機能してしまうから。
<完成>から少しだけ外して、隙を残す。


「ったく、バカだなぁ」


男がそう言えるだけの隙を。



これはモテる。
「可愛い」でも「キレイ」でもなく、「モテ」が突出してるのだ。



その匙加減は恐らくとても難しいものだと思う。
例えるなら空母に着艦する艦載機のようなもの。
空から見れば、 空母も広大な海原に浮かぶ小さな小さな箱に過ぎない。


減速し過ぎると手前の海に落ちるし
減速が足りないと甲板上に止まらずやはり海に落ちてしまう。
(実際、よく戦闘機が海に落ちるので大戦中の航空母艦には「トンボ釣り」と呼ばれる航空機救助用の装備をつけた駆逐艦がよく随伴したらしい)
それでいて熟練者ほどこともなげに、
あたかもそれが自然であるかのように、スッと降り立つ。


そんな 「ここしかない」というラインを見極めた巧みの技だと思えた。