えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『Beginner』PV

じゃんけん選抜の会場ではAKB48の次の新曲である『Beginner』のプロモーションビデオが初披露されていました。このPVは『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』『告白』などを撮った中島哲也が監督を務めています。率直に行ってじゃんけん選抜がどんなに華がないメンバーになろうと大丈夫だろうとは思ってますが、このPV見た時には「AKB大丈夫か?」と思っちゃいました。


最初に監督のインタビューVTRが流れた時から嫌な予感はあったんだけど…。
うーん、例えて言うとですね、


エロDVDを見てたとしたら男優さんがトライバル系のタトゥーをしていて、その時点で「君の自意識には興味ないねん…」ってちょっと冷めるのに、さらにそいつが「どうだ、あぁ、気持ちいいか、どうだ」って女優さん以上にうるさい


とまぁそんな感じでしょうか。
いやぁ、あんなに曲が頭に入って来ないPVは初めて見ましたわ。
内容自体も「今どきそれー!?」な感じでしたし。
映画監督としては好きなのになぁ…。



なんでそこだけ権威主義なのか知らんけど、最近のAKBってPVの監督に映像著名人を起用したがりますね。『桜の栞』も岩井俊二だったし。でもどれもメンバーやグループの今をちゃんとキャッチアップしているとは思えない。『ヘビーローテーション』のPVだって映像としては悪くないんだけど、総選挙選抜の曲なのに13位〜21位の順位がまったく無意味になっている。


『大声ダイアモンド』、『涙サプライズ』、『10年桜』、『RIVER』を撮った高橋栄樹監督の方が各段に優れていると思うんだけどな。なんでグループ躍進の原動力となったスタッフを外して、映画という別ジャンルのステイタスを求めるのだろう?