ＡＫＢ

『ヘビロテ』プロモート期間でＡＫＢのメディア露出が続いてますね。メンバーを振り分け、視聴者の視聴時間帯に依存せず網羅的に「ＣＯＥ・目にする機会」を設置しておく方策は、既にあざとさを超えて「見事」と言えましょう。隊を分けての飽和攻撃は立派な戦術の一つです。本来ならば「グループとしての輪郭が曖昧になる」というリスクを伴う戦術ですが、元より48人という大人数では輪郭など捉えようがないですからな。

だからこそ一つの群体として意識させるためには衣装の統一が必要であり、一つの運動体であると意識させるために定期的にエポックを提供し続けなければなりません。モーニング娘。の場合はその方策の一つがメンバーの増減（とそれに見合ったシングルの発表や卒業セレモニー）でした。ＡＫＢの場合は、中核メンバーの「減」はエポックになり得ても、「増」はなり得ないでしょう（小野恵令奈さんの卒業はギリならないのでしょうね）。連立、組閣、総選挙、ジャンケン選抜…そろそろＡＫＢとしての映画なんかもありそうですね。