読了
『アクセス』
(誉田哲也:新潮社)
友人を登録させると自分の通信料が無料になるというプロバイダ。
そこに登録した人間が次々と謎の死を遂げる。
実はその登録サイトには、自らの肉体をサーバ内に潜む悪霊に差し出すという
秘密の契約書が埋め込まれていたのだ!
果たして加奈子は自分の肉体を取り戻すことができるのか!
……。
「90年代のネット・ケータイ黎明期にこういう作品あったよね」
って言いたくなるけど、コレ初版2004年の作品なんだよね。
なんかキャラクターの納め所もイマイチで
(え、あれだけ描写しといて、そのキャラの始末コレ!? 的な)
青春路線やド鬱路線を描ききるこの著者の特性も見えてこない。
なんかのバツゲームで書いたとしか思えない。