えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

萌え作品はソース定食

アニメ、特撮、アイドルと、割と浅く広くオタジャンルをカバーしている私ですが、意外とその中心たる萌えジャンルに対してはフォローが弱いんですよね。 私にとってはあくまで「萌え」ってのは調味料であって、メインディッシュにはなり得ないんですよ。



例えば『涼宮ハルヒの憂鬱』。フィギュアとか萌えグッズもたくさん売ってるけど、これだって学園SFコメディという作品の核がシッカリあって、ちゃんとストーリーもあるし、上等の演出もあるわけでしょう。 私にとってはストーリーが白米、キャラクターがトンカツ、音楽が添えのキャベツだとしたら、「萌え」はそのトンカツにかかってるソースみたいなもんなんですよ。


だから、萌え作品って私にとっては、
ソースそのものをおかずにした「ソース定食」なんです。
それはちょっと……(汗)って思うでしょ?




そうねぇ。例えば今だと流行りの『けいおん!』とか。
さすがにこれだけ人気だとちゃんとチェックはしてます。
同ジャンルの他作品と比べてクオリティが高いのもわかります。


軽音楽部に集まった女の子4人の日常を描いたこの作品。あれが少年マンガだったらさ、主人公は楽器素人でも何か一つ得意技があるとか 、学園祭のライブを成功させないと廃部になるって条件提示とか、なかなか自分を認めてくれない先輩への反目とか、あるいはいいとこを見せたい憧れの異性とか、そういう読者を物語に引きこむためのストーリー要素が盛り込まれるもんでしょう。 だけど特にないんですよね。 ただ「可愛い女の子の可愛い姿が見たい」ってニーズだけをマーケットとして作品が成立しちゃってる。 私には苦手な部類です。だから主人公一人に各種女の子そろえましたって感じのハーレムアニメってほとんど見ないし、好きになった作品もないんですよね。



モーニング娘。で言うと『Go Girl』に最初に接した時にもそんな感覚でした。「萌え」をメインのバリューとして商品を提示されると、なんだかなと。ライブで聴いているうちに好きになってきましたけどね。


本編・本道からスピンオフした魅力としては「萌え」もすごく好きなんですけどね。