えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

引き続き水樹奈々

【ニコニコ動画】【MAD】神動画・機動戦士ガンダムSEED DESTINY OP 「ETERNAL BLAZE」
初めて聴くハズなのに『ETERNAL BLAZE』ってどっか聞き覚えあるなぁと思ったら、このMAD動画で聴いたんだわ。良MADです。ガンダムの中でも特に『SEED』系に合うというこの中二加減がアニオタに人気の秘訣。


同行者に聞くと、水樹奈々オリコンベスト10にも定期的にランクインしてるし、かなり規模の大きいコンサートもしてるそうで。なのにまったく私の耳に入って来ませんでした。ここを読んでいる人の中でも声優に興味なかったら初めて名前を耳にする人も多いんじゃないかな(以前、『よろセン』枠でCMしてたから名前だけは知ってるモーヲタは多いかも)


例えば
Perfumeがブレイクしてついに念願の武道館!」
って具合に、J-POPだとそれほど興味ないアーティストでも武道館クラスになったら自然と情報が耳に入ってくるじゃないですか。でも声優畑出身だと、音楽情報番組とかでもまったくと言っていいほど扱われないんですよね。ランキングで上位に入ってても。それこそ水樹奈々とかだと、武道館は3年前からやってるそうだし、去年はさいたまスーパーアリーナ、今夏は西武ドームですよ。会場規模で言えば紅白シンガーのmihimaru-GTとかよりずっと上のハズなんです。なのにこの認知度の差って。



なんか決して他と交わらない音楽シーンの「隔離潮流」って感じですね。去年あたりから、CD全体の売り上げが落ちて固定ファン数がいるアニソンの上位ランクインが目立ち始めていたけど投票率が下がると公明党が順位を上げるみたいなもんか)、『マクロスF』関係のシングルがのきなみベストテン入りを果たしたあたりから にわかにそれが顕著になってきて、「アニソンブーム」なんて名前をつけて一つの動向として取り上げる声も出てきました。アニソンに音楽的な踏み込み方をした『アニソンマガジン』も絶賛発売中ですし。一方でJAM Projectが世界ツアーをするみたいに、アニメやネットを通じて海外でもアニソンシンガーが有名になってたりもする。そういうギャップが表面化してきた今、これまで同様アニソンを視野の外に置き続けるのか、自らのマーチャンの血統の中に今までとは違う形で取り込む試みが出てくるのか、J-POPレーベル各社で対応に違いが出てくるのかもしれません。
個人的にはなんか新しい動きがあれば面白いんだけどな。




ちなみに一定の売上が保障されるアニソンにアーティストが参加するって方策はずっと昔からあったし、特に『NARUTO』とか『ガンダム』クラスのタイトルだと、別にそれがアーティストのステイタスに悪影響を及ぼすこともない。だけど水樹奈々がOP歌うのってモロ萌えアニメとか中二アニメじゃないですか。そのへんの扱いが変わっていくのかってのも興味深い所です。