えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。


こう、仕事の進行と質に関する漠然とした不安を抱えている状況では、なかなか雑文ですら書く気がしないわけで。ごめんなさい。



■読了
インディゴの夜(加藤実秋:創元推理文庫
主人公:男→女、舞台:池袋→渋谷と置き換えた『池袋ウエストゲートパーク』っぽい話・・・と書くとあんまりか。でもストリートの若者像を題材とした解決屋の話というとどうしても『IWGP』と比較してしまうよね。主人公(と書き手)が女性だからか、猥雑な領域への踏み込みは甘いように思える。あと女から見た魅力的な男と男から見た魅力的な男は違うということは読んでいてよくわかる。どうも作者が「イケてる男」「愛すべきバカ」「嫌いなのに気になるヤツ」などの位置づけで読者に提供しようとしているキャラクターたちがイマイチ魅力的に思えないのだ(そういう位置づけだということは伝わってくるんだけどネ)。