えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

Perfume

タモリ倶楽部に出演したPerfumeを拝見しまして、なんというか番組として求められている役割を普通にこなせていることに感心。若手の芸人なんかよりも、オジサンMCの方がペースが合いそうですね。のっち(名前覚えた)の崩した足も素晴らしく、眼福の至りでした。


前回『Mステ』で見かけたのは偶然だったのですが、今回は能動的に出演枠を捕獲しました。徐々に心理的距離が縮まってますね。こりゃあ年末あたりにはコンサートに足を運んでるかも? 


そんなPerfumeさんは来週アルバム『GAME』をリリース。チョコレイト・ディスコ』はニコニコ動画で関連動画を何度も視聴したので、当然このアルバムは購入します。タイミングが合わなくてシングルは買わなかったものの、やはり楽しませてくれたものには何らかの形でお金を落とさないと、結局はその楽しみそのものの存続できなくなってしまうということは、私のオタクとしての人生経験から得た教訓でございます。


別に目にしたもの全てにお金を払うべきなどと堅苦しいことを主張する気はありません。私にも試聴はしたけど購入にまでは至らなかったものはありますから、偉そうなこと言えた立場じゃないし。ただ「金払うなんてバカのすること」、「映画なんて落として見りゃいいじゃん」、「なくなりゃ別のものに移ればいいや」といった極論を本気で放言しているような人には共感しません。お金を払わないことは決して「得」なんかではない。それは、オタク的フィールドにおいてさえも、取り替えの効かないもの、かけがえの無いものに出会ったことがないという、ただ「貧しい人生」しか歩んでいないということでしかないと、私はそう思います。


このネット社会では、良くも悪くも作品ごとに互いが少しずつフリーライドし合ってコンテンツをシェアしている面はあります。それでも「これはオレが支えているんだ」と言える特別な拠り所・オタクとしての軸足があることは大切なことだと思えるのです。そして私はネット上でそんな誰かにとって特別なものの魅力を教えてもらうことが大好きです。思えばモーニング娘。も、そんな風にして彼女たちの魅力を語る多くのサイトと出会ったことにより、あそこまで彼女たちを好きになることができたのでした。その経験は今でも私にとって「金を出さずにコンテンツを楽しむこと」なんかよりもずっとずっと貴重な財産であると思っています。