えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

モーニング娘。誕生10年記念隊ツアー 

中野で行われた今日の夜公演に参加してきました。身重の飯田さんは激しい曲を除外しての限定的参加。でも外見はまだ全然目立ってなくて、ウエストも赤ちゃんが入っているとは思えないほどスリムなまま。なっちと並んで「どっちが妊婦でショー」をしても100人中90人は(以下自粛)。ちなみに胸も特には大きくなってなくて、ごっちんと並んで(以下超自粛) 。部分的には飯田さんもダンスに参加していたのですが、そのギクシャク具合も在籍時からあまりにも変わってなくて思わず笑みが。動きのキレが違いすぎて、ごっちん! 願いだから飯田さんの隣では踊らないでぇ!ってたまに目を覆いました(w



ステージは10年の強みをうまく活かしたとても素晴らしい内容。「ああ、今この時のために10年という月日があったのだなぁ」と思える瞬間がいくつもありましたし、個人的にも「一度は生で見たかった」と切望していた昔の曲も見ることができました。でもそれだけじゃないんです。


一方で、現メンの代表として参加しているガキさんを見て感じる感慨、ニューパワージェネレーションの筆頭である久住から感じる希望、そういったものが歴史の重みと阻害し合うことなく、対等なものとして立ち上がっているのを感じました。そこには懐古だけではない、現在進行形のグループだからこそ可能な前向きさがあったのです。例えばおニャン子クラブやチェキッ子が今再結成ライブをしても、ファンは「歴史」を踏まえた感慨は同じように感じることができるかもしれません。だけど、この前向きさ、過去との連続性をもった今に対する希望だけは、モーニング娘。だからこそに可能なものだと思えました。「10年」を終着駅ではなく、あくまで通過点と規定する意志をステージの上から自然に感じることができたのです。


この10年隊に対し、ヲタとして現役から退いたかの気分でいた自分は、懐古だとか、飯田さんに対する挨拶であるとか、「これまで」に目をやったある意味では後ろ向きな動機で参加していたのですが、その気分は見事に裏切られて、モーニング娘。の「今」に対しての気持ちが高まる結果となったのです。そしてそれこそが、何よりも嬉しいことだったのでした。