えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

紅白

いつもながら紅白はいいねぇ。最近のハローの活動がどれも「繰り返し」を前提としているものばかりになっているせいもあるけど、やっぱり一回きりの「晴れ舞台」っていうのは良い。長い時間や気持ちが一瞬に結実する感じがね。


いつも外向け外向けって呪文のように繰り返してるけど、紅白ほど外向けな場ってないからね。だから紅白のステージで、ハロー!プロジェクトに一定の役割・立ち位置が求められているのを見るといつも安心するし、その要求に応える彼女たちの姿は心強く思う。逆に言えば、ハロプロはこういう場所で求められる立ち位置こそを強化するべきなんだよね。単純なエンターテインメント性。あとはエコロジーだとかスポーツだとか愛とか夢とかベッタベタに普遍的なことの看板だったりさ。


正直、ガッキーのポッキーのCMとか見てすごい羨ましいよ。CMってのも紅白に次ぐぐらい外に開いた場だし、紅白以上に流行や時代性ってものの先端にピッタリ乗っかってる感じするしね。だけども今のガッキーにだってエコロジーとか、愛とか夢を背負うことはできないとも思う。やっぱりそういうベタベタかつ時代を選ばない領域で(ある意味臆面もなく)活動できるのがハロプロの強みであり、オリジナルな魅力だとも思う。誰にでもわかるもの、開かれたものというのは、特殊性を誇りたがる人から常に馬鹿にされる。だけど馬鹿にしたい人にはさせておけばいい。私はハロプロの子供にでもわかるようなストレートな魅力が好きですよ。馬鹿にされながら人生は素晴らしいって歌えばいいじゃない。誰かに人生は素晴らしいって歌ってて欲しいじゃない。仕事でしんどい時とか、「きっと今もどっかでモーニング娘。が『人生は素晴らしい』って歌ってるんだろうなぁ」って思いたいじゃない。


まぁそういうわけで今年もよろしくお願いします。
明けましておめでとうございます!