えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ヲタ分類

http://d.hatena.ne.jp/eal/20051222

例えば以前ならテキサイ系とファンサイト系は一つの傾向として語ることができたように思う。だけど今やそれは渾然一体となって判別不可能になってしまった。今この界隈に存在する大きな軸って何なんだろう? 「現場系---在宅系」? それとも「キッズ肯定派---否定派」? 「グッズ嗜好の有無」? どれもイマイチしっくりこない。「現場系」や「キッズ肯定派」といったくくりも一つの傾向として語れるほどまとまったものには思えないのだ。バラバラな“個”を便宜上まとめて呼称しているような感覚しか持てない。それもヲタを一つにまとめ上げていた牽引力がハロプロから失われた結果なのだろう。私の中でも「モーニング娘。こそがハロプロの本流である」という以前の感覚は薄れ、数あるユニットの一つになってしまった。これまでかろうじて存在していた一番大きなファンの共通項は「歌手になるために頑張っている子たちを応援している」というものだったように思う。例え建前としてであっても最低限それだけは共有してるのだろうと思っていたけど、ガッタスを至上とする人たちの出現によってその本流としての絶対性も相対化されてしまった。いや、もともとそんな共通項もなくてバラバラだったんだけど、そのことを忘れさせてくれていた魔法が解けただけなのかもしれない。


以前ボクは辻ちゃんの笑顔を見た時はすべての人が同じ気持ちになるのだと思っていた。世界中の人があの笑顔の前では同じ幸せを感じるのだと信仰していた。だけど今は以前ほどの確信を持てないでいるのだ。