えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『エウレカ7』

エウレカ7』は演出的な部分では『エヴァ』からの引用は多いけど、一時期氾濫した『エヴァ』の熱に当てられたかのような自意識をグチャグチャいじるだけの陰鬱な作品群とは一線を隔し、少年の社会における自己実現という成長(もちろん動機付けは亡き父親や祖父といった「前の世代」から託された誇りと、好きになった女の子!)が さわやかに描かれていますね。 久しぶりに「子供に見せられる健全なアニメ」って感じです。『エヴァ』のカッコ良さと『ラピュタ』の健全さが同居するという意味ではまさに
>『エヴァ』と『ラピュタ』が好きな人なら気に入るんじゃないかと
という紹介がピッタリかと。




キャラクターもアニメを見て描いたアニメ絵じゃなくて、人間を見て描いたアニメ絵という感じで好感が持てますし。


ただ主人公の少年にピンが当たりすぎているせいで作品の世界観や世界情勢がわかりづらいのは今のところでの難点でしょうか。