えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

4月19日 マン・イン・ザ・ミラー

曹操は絵がダサいので組み込まず、デッキは以前のまま。
今日は昨日私が引いたSR(スーパーレア)甘寧が入ったデッキと遭遇した。
カード構成的におそらくは相手も初めて金色のSRを引いて
嬉しくて使いたくて仕方がなかったのだろう。


しかし私は昨日、なんとかこのカードを活かせないものかと
思案に思案を重ねていたわけで、相手がやりたがっていることが
手に取るようにわかってしまうのです。
……そしてその弱点も。


なんとか甘寧を相手陣地にたどり着かせようと
護衛を固めれば固めるほどまとめて大水計の餌食。ジャバー。即死。
画面左に主戦場を設定しておいて、甘寧だけ画面右で地味に
一歩ずつ前進してきたのを、甘寧一人相手にまさかの大水計。ジャバー


動きが遅い甘寧を相手が戦略の主軸に据えて
彼を活かそうとすればするほど
こちらとしては「甘寧さえ溺れさせれば良い」わけで。


最初は相手の意図を成就目前で潰すのが痛快だったけど
甘寧が水に流される度に絶望する相手のことを思うと
そのうち段々悲しくなってきた。
だって彼にたやすく痛手を与えれば与えるほど
私が初めて、そして唯一引いたSRカードの意義を
否定することになるのだから。
そこで悲嘆にくれる相手は鏡に映した自分の姿に他ならない。


許してくれ。オレだって後半は心で涙流しながら
甘寧を溺れさせていたんだ。
悪いこと言わねえ。とりあえず甘寧忘れてデッキ組め。な?
そして再び対戦することがあっても
今日いたぶったことは水に流してくれ。


水計だけに(ウマイこと言ったつもりの顔で)



かなり玄妙なる水計使いになれてきたようで
RやSRがたくさん入っている格上の相手でも
それを戦略として活かせていないデッキなら
結構な確率で勝てるようになってきた。

他人からRカードを借りたりヤフオクに頼ってる人間には
この喝采を挙げたくなるような気持ちはわかるまい。
これはレアカード、SRカードをいまだ持たざる者が感じ得る
プロレタリアートの反逆の愉悦なのだ。


だけどやることは同じなのでだいぶ飽きてきた。
しかし今日も新たな戦略を組み立てるだけのカードは引かず。
現状は蜀と魏の連合軍なのに
UCの張コウ甘寧凌統、丁奉、虞翻
やたら呉のカードばかり引いてしまった。
水計の代わりに虞翻や朱カンの火計を
主軸に据えた新デッキを組むにはいいかもしれないが
今欲しいのは水計デッキを補強してくれる
Rの魏、蜀軍だったのだが…。


とりあえず今日の最大の戦果はカードケース。
これで箱をいくつも持ち歩く必要はなくなった。
形から入る私としてはやっと武将として一人立ちできた感じで
非常に気分がよろしい。