肉食モリゾー

TKです。ほんばんは。今日の内容に合わせてとりあえず
萌え画像らしきものを貼ってみた→

微妙に昨日の内容の続きになるんだけど、「ピロスエさんの友人のモーヲタ」たる一人でして（笑）私見を述べさせてもらうならば、私の中では「萌え」とは性欲の対極にある（対極じゃないとしてもかなり遠い。そしてその距離は「萌え」という概念を定義する条項の一つである）という認識があるので、菊地氏のハロプロ論で一番違和感を持ったのは、

欲情という盲目性によって、つんく♂を抱き、つんく♂にぶっかけていることに気が付きません。

の部分の「欲情」という言葉の選択においてです。これを「萌え」に置き換えればあとは大体テキストサイトやってるようなヲタであれば自覚していることなんじゃないかという気がしますね。そりゃもうってくらいみんなつんく♂好きですから。多分、菊地さんが「欲情」という言葉を選んだのは「萌え」という概念を「欲情」と別個に立ち上げる意義を感じなかったからなんじゃないかと思います。んで、その「萌え」を欲情の一亜種に過ぎないとする考えは多分大筋においては正しいのでしょう。

つまり欲情（恋愛）から性欲を分離した結果「萌え」という概念が生まれたのであって、だからこそ性欲と距離を置くことが「萌え」を「萌え」たらしめる根本要素の一つとなるだろうと。だからより普遍的な言説の中で語られる際には「萌え」は「欲情」という言葉で一括りにされても問題はない。ただ、オタクは基本的にディテールに拘りたいタチなんで、ヲタ側の視点から見ると「欲情」という単語選択には違和感を感じると。

そんなことを諸々感じた次第。