えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

その他

そういや『PMPW』の時に壇上で「郵政省かなんかのタイアップを取れればよかったのに」って話になったんだけど、宮本さんが「つんく♂はたまに勝手にタイアップっぽい曲を書くよね」っておっしゃってて、確かに『頑張れ、日本サッカーファイト』とか唐突にあったなと思い出す。そのクセ、本当にタイアップの時には応援歌に『ザ・マンパワー』とかわけの分からないものをかますという。


45位『笑顔に涙 〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜』
あれだけモーニング娘。愛に溢れていたガキさんですから、彼女の卒業に関してはどっちかと言うとモーニング娘。楽曲に焦点がいってしまう。だから私にとっては「ガキさん卒業ソング=『涙ッチ』」なんですよねぇ。この曲がこの位置に甘んじたのはそういうことではないかと。


43位『Going my ↑』
アップアップ(仮)のことを全く知らないでゅえろうさんがこれに驚いてたので私はドヤ顔で「まだまだ上に2・3曲は入って来ますよ」とお知らせしておいた。この曲は「あの日から何回『Hello』という言葉交わしただろう」、「一緒に夢語ってた子がミニスカートで輝いてる。頭でわかってても悔しくて涙した」、「皆が先に進んでも折れない。まだ折れない」などとハロプロを辞めさせられたことに関する恨み節の自己言及が具体的過ぎる。そこがファン的には熱いんだろうけど、逆にファン以外の人から見た入りづらさにもつながって、アップアップの曲の中では伸び悩んだような気がします。


42位『大好き100万点』
41位『LOVEイノベーション
この2曲が全体の中で一番「思ったより低い!」と感じた曲ですね。他の娘。のカップリングやアルバム曲がコンサ中の唯一のポジションや役割を得ているのに対して、この2曲はこの2曲同士で食い合ってるという気もしないではない。『LOVEイノベーション』はまだ披露もされてないし。


『大好き100万点』は歌詞で「日帰りのデート」とわざわざお断りしてるのが面白い。「香水」とか「海岸ドライブ」とか大人っぽいキーワードが出て来たので「大丈夫だよ、一線はまだ越えてないよ」とファンを安心させようとしたのかな。ありがとうつんく♂さん。安心した!


『LOVEイノベーション』に関しては飯窪さんの「もう見〜に〜行くしか!」というパートが大好きです。声もよれてるし、不安定なんだけど、そのぶん恋愛に舞い上がって上ずった感じがよく出ている。こればっかりは、楽譜通りの上手なボーカルではダメで、あの飯窪さんのヨレっとした歌唱でないと表現できないと思います。こういう「巧さ」を超えた魅力こそアイドルソングの本領だし、こういう駄目なテイクを活かしてくれているうちはハロプロの音楽性を信頼できると思うのです。


40位『アイサレタイノニ』
加入当初の五期メンが「愛されたいのに…」って歌ってたら納得なんだけど、9期ってどっちかと言えば一番歓迎されながら入ってきた期なので(なんせメンバーが3人減った後だからそりゃ増員するだろって感じだったし)、愛されてないことを前提とした「愛されたいのに…」ってフレーズがいまいち似合わない気がしちゃうんですよね。そんなこと言われてもめっちゃ愛してるっちゅーねん!


37位『UPPER ROCK』
『アッパーカット』、『めちゃキュンサマー』はCD余らせた人から無料でもらったので、これが私が初めてアップアップに直接お金を落とした楽曲になります。壇上でも放されていた通り、ボ−カルはトラックの中に深めに埋め込まれているんだけど、なぜかその方がこのグループが持つどこか凶暴でプリミティブなエネルギーは前に出ているような気がします。


33位『キャベツ白書』
スマイレージの和田さんと鞘師によるSATOYAMA企画デュオ。『SATOYAMAライフ』でバラード調のサビだけ聴いて、「どうせ農業+『トイレの神様』なんだろ」って思ってたけど、Aメロのテンポに変化があって面白く、思ったよりもずっと楽しめました。作曲が『紫陽花アイ愛物語』の人と聞いて納得。あれもテンポいじりでちょっと変化をつけてた曲だったしね。


14位『こんな私でよかったら』
2月の時点では「多分、よほどの曲が出て来ないと今年の楽曲大賞はこれを1位に入れると思います」と私が書いてた曲。そのよほどの曲が出ちゃったんでこの順位に甘んじていますが、もちろん今でも大好きです。詳しくはコチラの日記で。私はフリコピする時はMV版のフリですね。


13位『アッパーカット!』
アプガの最上位曲。「ボクシング」というモチーフをひとネタ乗せることで「夢に向かって頑張ってる私たち」という自己言及に誰にでも楽しめる普遍性が加わってます。『Going My ↑』より↑にいくのはそういう所の一工夫ではないかと。単純に高まる曲でもありますがね。


11位『カリーナノッテ』
これ最初に聴いた時は途中まで「あー渋谷系とか好きだった人は好きなんだろうねー」と思ってたけど、ブリッジの展開で名曲確定。ただ、こういうオサレな方向性で洗練されると、曲への評価が歌ってるアイドルそのものへの執着に変換されていかないんですよね。歌い手に執着させるにはやっぱどこかベタな要素がないと (まぁ、この曲の場合は歌ってるのはコピンクというキャラクターなのでそれでいいんですが)。で、歌い手への執着が生まれないとグッズは売れないし、動員は伸びないしで、このCDが売れない時代にアイドルとして活動するには限界があるような気がします。トマトゥンパインが良曲を出し続けながら活動休止するのもそうことなんじゃないかと。


6位『The摩天楼ショー』
多分、イベント会場で一番フリコピ熱が高かったのがこの曲。この曲の編曲がファンク名人・鈴木俊介じゃなかったら票が割れずに『One・Two・Three』が1位になったのになーと贅沢なボヤキ。


4位『悲しきヘブン』
『The摩天楼ショー』が会場で一番「皆で盛り上がった」曲だとしたら、この曲は感想を語らうことも、フリコピすることもできず一番「ただ圧倒された」曲だと思います。ただ、運営側にはカップリング曲の順位が表題曲をブッチ切っていることを売り出し方策の「失敗」と認識していて欲しいですね。


3位『Loving you Too much
なんだろう。曲もMVも良かったけど、何よりカバー曲なのにこんなにちゃんと「ハロプロ楽曲」臭が出ているのが素晴らしい。サキラップとか盆踊りとか、あの辺の取り入れ方が絶妙ですわ。