えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。


昨日のクイズ
廊下に空き缶を転がしておきました。
A校の生徒はこれを拾ってゴミ箱に捨てました
B校の生徒は気づかずに通り過ぎました
C校の生徒は気づいたのに無視して通り過ぎました。
どの学校が一番荒れているでしょう?


の答えはBだそうです。
廊下に空き缶が落ちているという異常な事態が
既に注意を引かないほど普通のこととなっている
それこそが深刻な荒廃の結果というわけですね。



左様に真に深刻な事態はそこに共有される規範や倫理や物語といったものに−−つまりは「常識」に−−にダメージを与える。逆に事件の積み重ねそのものよりも常識にダメージを受ける事態こそ、そこに共有されるものにとっては深刻な事態だとも言える。


近年、ハロープロジェクトに関して、そこにある多くの常識や、共有していた物語が傷ついた。その結果、私の中でそれらの物語は力を失っていった。その中でも最も決定なダメージを与えたのは


辻ちゃんの隣には加護ちゃんがいる


という常識が崩れたことでした。それは私がハロプロを好きになった原初の風景から、幾多の意味不明な改変を経ても変わらなかった唯一のことで、それは彼女たちが歌手であること以上に私にとっては当たり前のことでした。



私の中では、この崩れた土台の上には、
確かなことは何も積み重ねることができないのです。