えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ハロプロ楽曲大賞 (公式サイト)

昨年末に開催されたランキング発表イベントに参加して来ました。今回は前々年より倍増した昨年よりもさらに500近く票数を伸ばし、投票参加者数はなんと過去最多の1300以上! 今のハロプロの勢いがそのまま反映された結果でもありましょうし、Twitterでの広がりも影響したのでしょうね。ただ新規参加者が増えたとなると、それがランキングにどのような影響を与えたかが心配なところ。例えば「極端に現場寄り傾向だったらどうしよう?」とかね。そんな風にドキドキしながら発表を見ていましたが、蓋を開けてみればこれまでで一番自分の感覚に近い結果となり一安心でした。


■Juice=Juice、スマイレージ
両グループともに推しメン部門のランキングを見ても両グループが一推しだと言う人が多数派というわけではないでしょう。なのに1位の『ロマンスの途中』と2位の『ヤッタルチャン』がこれだけの票を集めているというのは、楽曲の良さがストレートに反映された結果なんでしょうね。しかも双方とも『イジワルしないで抱きしめてよ』・『ええか!?』とその好評だった路線を引き継いだ良曲がリリースされているので、今後も展開に関しても安心して見ていられますね。


モーニング娘。
モーニング娘。の3位『わがまま 気のまま 愛のジョーク』、4位『愛の軍団』というのも妥当なところ。楽曲としては『軍団』が好きだけど、『わき愛J』の現場での高揚も捨て難く…と、私自身の中でもこの2曲は甲乙つけ難い気持ちはあったので、3位・4位という並びは理想的。一昨年は今に続く快進撃の嚆矢となった『One・Two・Three』に1位を獲って欲しいという気持ちがあったのですが、今年はむしろ娘。に1位は獲って欲しくないと思っていました。と言うのも2013年はモーニング娘。のグループ自体の人気は高まって来たけど、「ヒット曲」と呼べる曲はなかったと思うんですよね。なので2013年は「あと一歩」の年とし、2014年度に誰もが「これぞヒット曲だ」と納得する曲をリリースし、その曲で堂々と紅白出場を決め、楽曲大賞で1位を獲って華々しくその年を終えるというのが私が想定する理想のシナリオなのです。


ベリキュー
上位を飾ったJuice=Juice、スマイレージモーニング娘。らがそれぞれの入賞曲でグループのイメージに合致した曲調を確立しているのに対して、やはりBerryz工房℃-uteはそのあたりが弱い印象でしょうか。どの曲も悪くないけど、決定打はなく分散してしまう傾向にあって、武道館公演を果たすなど躍進の年であった割には票は伸び悩んでいました。この傾向は2012年もそうで、それぞれ最上位に入った『悲しきヘブン』・『Lovin' You Too Much』がシングル表題曲じゃなかったことからも、売り方とグループの現状との齟齬が見受けられます。メンバーが中高生だった頃なら、Berryzは『スッペシャルジェネレ〜ション』、℃-uteなら『大きな愛でもてなして』なんかが私の中では一番しっくり来た方向性だったのですが、成長した今の姿には合いませんしね。キャリアを積んだ今ではどんな曲でも自分たちのものにしてしまえる一方で、この曲調こそ王道!と言える決定打は見えにくくなっている気がします。



■発表イベント
入場者は去年よりもさらに増えて、中央フロアはテーブルも撤去してギッシリ椅子を並べてる状態で、それでも満席になってました。来年以降も参加したいなら前売り券の確保は必需ですね。私はでゅえろうさん、忘太郎さん、もかまっちゃさんとご一緒させて頂いたのですが、あれこれ予想したりヤキモキしながら現場で発表を見るのは実に楽しかったです。もちろん一人でも会場のリアクション込みで見る方が絶対に楽しいと思いますよ。


例によって映像も進行も普通に良くできたテレビのバラエティ番組を見るかのごとく滞りなく、うっかり「ヲタイベント」だということを忘れそうになりました。「つんく♂の今年のつぶやき」といった小ネタコーナーも面白かったですしね。ただ、映像制作担当のHonestさんが今年でスタッフを卒業されるらしく、新しい担当者がみつからないとイベントの存続の危機だそうです。スタッフ募集中だそうなので、腕に覚えがある方は主催者のピロスエさんに連絡をとってみてはいかがでしょうか。


ともかく、楽曲を軸として1年を振り返って仲間と共に夜通し楽しめるというのはハロヲタとして最高の贅沢であり楽しみだと思います。特に2013年みたいにハロプロ界隈が楽しいこと尽くめだった年ならなおさらね。そういう場を設けてくださったピロスエさんを始めとする主催者の皆さまの労力に労いと感謝を! ありがとうございました。





今年は全体にヒット曲と言えるものが少なく、紅白でのメドレー率の高さもそれを表しているように感じました。そんな中でAKBの『恋するフォーチュンクッキー』はヒット曲と言えるでしょうね。『恋チュン』は初週以降に15万ほど売り上げているので、CDが売れない時代、それくらいが期待し得る最大値という気がしています。